私たちはこの１０年、数多くの住宅を販売してきました。多くのお客様に対応していく中で、次第に違和感を覚えるようになってきました。それは、お客様って色々なハウスメーカーの「売り・強み」の検討しかしていない。ということ。「売り・強み」の比較・検討をさせられている。ということに。あのメーカーは外壁がいい。あのメーカーは断熱がいい。そんな風に。
『自分の予算×メーカーの売り・強み＝自分の理想の家』
そんな風に思ってないか？ 本当にそうなのか？ 多くのお客様の応対をするうちに、そう思うようになりました。。。

家を勧めるうえで大切なのは、お客様の本当のニーズを理解したうえで自分の知識や経験を活かし提案していくこと。
「売り・強み」の売込みじゃない。

たくさん売り、お引渡しした経験
クレームをいただき反省・勉強・解決してきた経験
自分自身不動産を購入した経験

こんな経験をした担当者としっかり話し合って、自分に合った住まいづくりをすることが良いと思う。でも、そんな経験豊富な営業マンはなかなかいない。だから住宅が売れない。だから会社は商品自体に「売り・強み」を作り他社との差別化を図る。営業マンも「売り・強み」を作ってくれるおかげで営業しやすくなる。そんな訳で自社の「売り・強み」ばかりを推す営業が増え、いつの間にかお客様たちも各会社の「売り・強み」の比較・検討というフェーズへと吸い込まれていっている。。いつの間にか。

家選びってそんなんで選ぶのとは違うと思う。お客様でさえ本当の想いはすぐに表現できない。プロの私たちとの深いヒアリングによって本当の想いを一緒に見つけていくもの。私たちはお客様自身が気づいてない心の奥底に眠る本当の要望にこそ焦点をあて、自分らしいスタイルを見つけ出す案内役という役割を果たすべきなんだ、そう思っている。
得てしてお客様は「住まい」という考え方よりも、「家」として考えがちなもの。部屋は多い方が良い。LDKは大きいほど良い。土地は広い方が良い。数字で家を語る。私たちと一緒に実現させていくべきことは「よりよい生活」だと思っています。家は数字で作るもんじゃない。

不動産は全く同じ商品が２つとありません。だからこそ、私たちはヒアリングに重点を置き、お客様でさえ気づいてないニーズを一緒に見つけ出しそのお客様にぴったりの商品を提案できる自信があります。